In-house AI for Civil Engineering Consultants
建設コンサルタントのAIを、照査と計算まで作ります
基準書の検索だけなら、既製のサービスで足ります。
私たちが作るのは、数量計算書の照査や積算基準の当てはめといった、既製のAIでは届かない部分です。
まず貴社の実物の資料で、どこまで任せられるかを確かめるところから始めます。
建設コンサル出身
代表の経歴
技術者の正解
精度の測り方
社内でもクラウドでも
貴社が選べる
診断は約1分・登録不要。既製品で足りるかどうかがその場でわかります
建設コンサルタントがAIを検討すると、ここで止まる
ISSUE 01
検索AIを入れたが、基準書の表や式を正しく答えない
PDFを登録すれば答えてくれると思っていた。実際には表の数値を取り違え、条文の適用条件を落とした回答が返ってくる。どこまで信用してよいのかが分からない。
ISSUE 02
照査や積算は、どのサービスもやってくれない
本当に時間を取られているのは、数量計算書のチェックや積算基準の当てはめのほう。ところが既製の自社AIサービスは、文書の検索と要約までで止まっている。
ISSUE 03
預かった資料をクラウドに送ってよいか判断できない
発注者から預かった図面や成果品、社内の設計計算。社外のサービスに送ってよいのか線が引けず、社内に閉じたいが、それで精度が出るのかも分からない。
ISSUE 04
直轄業務で使うなら、計画書に何を書けばいいか分からない
生成AI利活用計画書には、利用するサービス名、入力情報の取扱い、リスク対策を書く欄がある。構成が決まっていないので、どの欄も埋められない。
どこまでが既製品で、どこからが作り込みか
建設コンサルタントのAIを構成図にすると、既製の自社AIサービスが提供しているのは、多くの場合、灰色の部分までです。照査・計算・積算は業務ごとのルールそのものなので、既製品には含まれていません。
画面
ブラウザや既存の業務アプリから質問する
API・認証・ログ
利用者の管理と、誰が何を聞いたかの記録
文書検索(RAG)
基準書や過去成果から関係する箇所を探す
計算・照査
数量計算式を読み取り、検算して食い違いを示す
積算ルール
積算基準・歩掛・単価の当てはめを規則で組む
生成AI
結果と根拠から、説明と注意点の文章を作る
精度の測り方
技術者の作った質問と正解で、正答率を出し続ける
社内に閉じる運用
社内サーバーでの稼働と、基準改定への追従
灰色の部分は、Difyや Microsoft Copilot などで始められます。緑の部分が、業務ごとに作り込みが要るところです。
作れるもの
どれも、判断は技術者に残し、探す・突き合わせる・書き起こす手間をAIに任せる形で組みます。たとえば数量計算書の照査なら、計算式を読み取って検算し、食い違いのある行だけを技術者に返します。
数量計算書の照査結果
画面イメージ| 工種 | 計算式 | 記載値 | 検算値 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 床掘り | 12.5 × 3.0 × 2.0 | 75.0 m³ | 75.0 m³ | 一致 |
| コンクリート | 2.0 × 0.8 × 10.0 | 16.0 m³ | 16.0 m³ | 一致 |
| 型枠 | (2.0 + 0.8) × 2 × 10.0 | 52.0 m² | 56.0 m² | 要確認 |
| 埋戻し | 75.0 − 16.0 | 59.0 m³ | 59.0 m³ | 一致 |
型枠:記載値と検算値が一致しません。計算式は合っているため、転記の誤りの可能性があります。
基準書・要領の検索と根拠つき回答
Now
示方書や設計要領を開き、該当箇所を目で探して読み比べる
After
質問すると、回答と一緒に根拠の条文・表の場所が返ってくる
数量計算書の照査
Now
計算式と数値を1行ずつ追い、転記ミスや単位の取り違えを探す
After
計算式を読み取って検算し、食い違いのある行だけを示す
設計計算の検算
Now
別の担当者が同じ計算をやり直して突き合わせる
After
入力条件と結果を突き合わせ、確認すべき箇所を先に絞る
積算基準の参照と積算の補助
Now
基準書と単価表を行き来しながら、歩掛を当てはめていく
After
該当する基準と歩掛の候補を根拠つきで示し、判断は技術者が行う
過去成果の検索
Now
似た業務の報告書を、担当者の記憶とフォルダ名を頼りに探す
After
条件を伝えると、近い過去成果と該当ページが見つかる
報告書・照査報告の下書き
Now
過去の報告書を切り貼りして、毎回ゼロから書き起こす
After
計算と照査の結果から下書きを作り、確認と手直しから始める
進め方は、検証から
やりたいことを一度に作るより、効果の出やすい業務で精度を確かめてから広げるほうが、無駄な投資を抑えられます。
- 01
ご相談と構成の切り分け
やりたいことと資料を伺い、既製品で足りる部分と作り込みが必要な部分を分けてお伝えします。既製品で足りる場合は、そのままお伝えします。ご相談は無料です。
- 02
検証(PoC)
基準書の検索と、数量計算書の照査の2つを対象にします。数量計算書は実物を2〜3本お借りし、どこまで自動で照査できるかを確かめます。精度は、貴社の技術者に作っていただく質問と正解(30〜50問)の正答率で測ります。
- 03
本構築のご提案
検証で出た正答率と、うまくいかなかった問題の中身を見てから、本構築の範囲とお見積りをご提案します。積算のように難易度の高い業務は、ここで範囲に入れるかどうかを判断します。
- 04
運用と改善
基準の改定や新しい要領の追加に合わせて、登録する資料と照査のルールを更新します。質問と正解の問題集を使い続け、精度が落ちていないかを確かめます。
PoCの中身
入れるもの
- 対象の基準書・要領
- 数量計算書の実物 2〜3本
- 技術者が作る質問と正解 30〜50問
貴社の構成で解かせる
- 社内のサーバー、またはクラウド
- ご希望があれば両方を比べる
わかること
- それぞれの正答率
- 間違えた問題の中身
- 本構築に入れる範囲
積算のように難易度の高い業務は検証の対象から外し、結果を見て本構築に入れるかを判断します。
社内に閉じるか、クラウドを使うか
社内のサーバーで動かすか、クラウドを使うかは、資料の扱いについての貴社の方針で決めていただけます。サファリテックはどちらの構成でも作れます。資料ごとに分けることもできます。
資料ごとに分ける例
公開されている基準書・要領
クラウドのLLMでも可
発注者から預かった資料・社内の計算書
社内のサーバーに閉じる
社内に閉じる(ローカルLLM)
- 資料が社外に一切出ない
- 計画書の「入力情報の取扱い」が書きやすい
- GPUを載せたサーバーの用意が要る
国内リージョンのクラウド
- 学習に使わせない設定と契約の確認が要る
- サーバーを持たずに始められる
直轄業務で使う場合は、生成AI利活用計画書の利用サービス名・入力情報の取扱い・リスク対策の欄に書ける形で構成を決めます。計画書の書き方はこちらのコラムで解説しています。
サファリテックに頼む理由
建設コンサルタント出身の代表が、業務を分かったうえで作ります
代表の小林は、建設コンサルタントの日水コンで土木設計と工事監理に携わってきました。数量計算書をどう組み、照査でどこを見るのか、積算のどこに時間がかかるのかを、自分の仕事として知っています。だから「AIで何ができるか」からではなく、「業務で本当に要るものは何か」から逆算して作れます。
検索だけで足りるなら、そうお伝えします
基準書の検索と質問対応だけなら、既製の仕組みで実現できることが少なくありません。私たちが作るのは、照査・計算・積算のように既製品では届かない部分です。最初の相談で、その線引きをはっきりさせます。
建設・土木のAIを、自社で作って運用しています
地質調査の報告書作成AI「CAMEL」をはじめ、建設・土木の業務向けのプロダクトを自社で開発し、実際に使われています。示方書、柱状図、数量、積算といった言葉を、説明なしで扱えます。
精度は、貴社の技術者の正解で測ります
「だいたい答えてくれる」で導入を決めると、現場で使われなくなります。貴社の技術者に質問と正解を作っていただき、その正答率で、どこまで任せられるかを数字で判断していただきます。

Profile
小林 由快株式会社サファリテック 代表取締役
北海道大学工学部卒。建設コンサルタントの株式会社日水コンで、土木設計と工事監理に従事。リクルートからの業務委託で新規事業開発も経験しました。現在はサファリテックの代表取締役として、建設・土木向けAIプロダクトの開発を率いています。
建設コンサルタントの仕事は、基準を読み、計算し、それを照査して、成果として納めることの繰り返しです。その中で本当に時間を取られているところと、人が判断しなければいけないところを知っているから、AIに任せる範囲を無理なく線引きできます。
Our Results
N値の整理から地盤定数の算出まで
地質調査AI「CAMEL」
入札に必要な添付書類の集約
受託開発(入札アシスト)
※ サファリテックが自社プロダクトおよび受託開発で実際に短縮した業務時間です。同じ成果をお約束するものではありません。
よくあるご質問
Q.建設コンサルタントの業務で、AIはどこまで使えますか?
基準書・要領や過去成果の検索、報告書の下書きは、いまの生成AIで実用になります。数量計算書の照査、設計計算の検算、積算基準の当てはめは、計算そのものを規則として組み、生成AIには根拠の提示と説明を任せる形にすれば使えます。いずれも最終的な判断は技術者が行う前提で、どこまで任せられるかは貴社の資料で検証して決めます。
Q.既製の自社AIサービスと何が違いますか?
既製の自社AIサービスが提供しているのは、多くの場合、画面・認証やログ・文書検索(RAG)・生成AIの部分までです。基準書を登録して質問に答えさせる使い方はこの範囲で実現できます。当社が作るのは、その先の数量計算書の照査、設計計算の検算、積算基準の当てはめなど、業務ごとのルールを組み込む部分です。
Q.費用はどのくらいかかりますか?
対象にする業務と資料の量で大きく変わるため、ご相談のうえでお見積りします。いきなり全体を構築するのではなく、まず検証(PoC)の範囲でお見積りし、本構築は検証の結果を見てからご提案します。
Q.社内に閉じた構成と、クラウドのどちらで作れますか?
どちらでも作れます。社内のサーバーで動かすか、国内リージョンのクラウドを使うかは、資料の扱いについての貴社の方針で決めていただけます。ご希望があれば、検証で同じ問題を両方に解かせて比べることもできます。
Q.積算までAIに任せられますか?
計算そのものを生成AIに委ねることはおすすめしません。数量や単価の計算は規則として組み、生成AIには該当する基準の提示と、結果の根拠・注意点の説明を任せる構成にします。最終的な判断は技術者の方が行う前提です。
Q.購入した基準書をAIに登録して使ってよいのですか?
基準書ごとに発行元の利用条件が異なります。対象にする基準書を伺ったうえで、社内での検索に使ってよいかを一つずつ確かめてから進めます。
Q.生成AI利活用計画書の提出は必要になりますか?
報告書本文の作成など、生成AIを用いて成果のとりまとめを行う場合は提出が必要です。基準書の検索や文献調査の補助にとどまる場合は、業務計画書への記載で足りる扱いです。構成を決める段階で、計画書の利用サービス名・入力情報の取扱い・リスク対策の欄に書ける形にしておきます。
Q.遠方の会社でも相談できますか?
できます。ご相談と検証の打ち合わせはオンラインで行います。資料のお預かりや社内サーバーでの作業が必要な場合は、進め方をご相談のうえで決めます。
Contact
既製品で足りるかどうかから、
お答えします
構成図や検討中のメモがあれば、そのままお送りください。ご相談は無料です。
