内部摩擦角とは、主に砂質土において、土の粒子どうしのかみ合わせによって生じるせん断強さを表す地盤定数です。記号ではφ(ファイ)で表され、支持力や土圧の計算に使われます。本記事では、内部摩擦角の意味と、地盤調査での求め方の考え方を整理します。
内部摩擦角が表すもの
砂質土は、粒子どうしがかみ合うことで力に抵抗します。締まった砂ほど粒子のかみ合わせが強く、内部摩擦角は大きくなります。内部摩擦角が大きいほど、地盤はせん断に対して強いといえます。これは、粘りで強さが決まる粘性土の粘着力とは対になる考え方です。
N値からの推定
内部摩擦角は室内土質試験で求めるほか、N値から経験式で推定することも広く行われます。ただし換算はあくまで目安であり、適用の限界や補正をふまえた技術者の判断が必要です。N値と各地盤定数の関係は「N値から地盤定数を求めるには」で解説しています。
- Q.内部摩擦角とは何ですか?
- A.主に砂質土で、粒子どうしのかみ合わせによるせん断強さを表す地盤定数です。記号ではφで表されます。
- Q.内部摩擦角が大きいとどうなりますか?
- A.一般に、内部摩擦角が大きいほど地盤はせん断に対して強いといえます。締まった砂ほど大きくなります。
Supervised by
監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)
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