一軸圧縮試験とは、粘性土から採取した円柱状の供試体に、横からの拘束なしで上下方向の圧縮力を加え、壊れるまでの強さを調べる室内土質試験です。粘性土の強さを把握する基本的な試験で、基礎の支持力や斜面の安定の検討に使われます。本記事では、試験の目的と得られる値の意味を整理します。
何がわかるのか
試験では、供試体が壊れるときの最大の圧縮応力(一軸圧縮強さ、記号 qu)が得られます。粘性土では、この一軸圧縮強さから粘着力などの強さの指標を求めます。粘性土はN値だけでは判断しにくいため、こうした室内試験の結果と合わせて評価するのが基本です。
採取と試験の前提
一軸圧縮試験には、乱れの少ない不撹乱試料が必要です。試料が乱れると本来の強さより低い値が出るため、採取から試験までの取り扱いが結果を左右します。砂質土は自立しにくく供試体を作りにくいため、この試験は主に粘性土を対象とします。
- Q.一軸圧縮試験とは何ですか?
- A.粘性土の供試体に拘束なしで圧縮力を加え、壊れるまでの強さ(一軸圧縮強さ)を調べる室内土質試験です。
- Q.何のために行いますか?
- A.粘性土の強さを把握し、粘着力などの指標を求めて、基礎の支持力や斜面の安定の検討に使うためです。
Supervised by
監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)
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