不撹乱試料とは、地盤が本来もっている構造や含水状態をできるだけ保ったまま採取した、乱れの少ない土のサンプルです。土の強さや変形の性質を正しく調べるには、現地の状態を保った試料が欠かせません。本記事では、不撹乱試料が必要な理由と取り扱いの重要性を整理します。
なぜ乱してはいけないのか
土は、採取時にこねられたり乱されたりすると、本来の構造が壊れて強さが下がります。乱れた試料で試験をすると、実際の地盤より弱い値が出てしまい、設計を誤る原因になります。特に一軸圧縮試験のように強さを調べる試験では、不撹乱試料が前提になります。
採取と取り扱い
不撹乱試料は、専用のサンプラーを使い、粘性土などを対象に採取します。採取後も、運搬や保管での乱れ・乾燥を防ぐ取り扱いが必要です。一方、砂質土は乱さずに採取するのが難しいため、N値などの原位置試験の結果を主に用います。
- Q.不撹乱試料とは何ですか?
- A.地盤本来の構造や含水状態を保ったまま採取した、乱れの少ない土のサンプルです。強さや変形の性質を正しく調べるために使います。
- Q.なぜ乱れてはいけないのですか?
- A.乱れると土の構造が壊れて強さが下がり、実際の地盤より弱い値が出て設計を誤る原因になるためです。
Supervised by
監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)
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