コンシステンシーとは、粘性土が含んでいる水の量(含水比)に応じて示す、硬さや変形のしやすさのことです。同じ粘土でも、水が多ければ泥のように流れ、少なければ固くなります。この状態の移り変わりを表す指標がコンシステンシーで、地盤の性質を評価するうえで重要です。
コンシステンシー限界(液性限界・塑性限界)
粘性土は、含水比が高い順に、液体状・塑性状(粘土細工のように形を保てる状態)・半固体状と変化します。その境目の含水比を、それぞれ液性限界(LL)・塑性限界(PL)と呼びます。液性限界と塑性限界の差を塑性指数(PI)といい、粘土の性質を表す基本的な値として使われます。
地盤評価での使われ方
コンシステンシー限界は、土質区分の判定や、粘性土の性質の把握に使われます。粘性土はN値だけでは判断しにくいため、こうした値と合わせて評価します。試験は乱した試料でも行えますが、強さの評価には別途一軸圧縮試験などを用います。
- Q.コンシステンシーとは何ですか?
- A.粘性土が含水比によって示す硬さや変形のしやすさのことです。水が多いほど軟らかく、少ないほど固くなります。
- Q.液性限界と塑性限界の違いは何ですか?
- A.液性限界は液体状と塑性状の境目、塑性限界は塑性状と半固体状の境目の含水比です。その差を塑性指数といいます。
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監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)
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