Safari Tech Logo
地質調査DX2026.07.23

柱状図の見方|土質・N値・深度の読み取り方をわかりやすく解説

柱状図は、ボーリング調査の結果を深度方向にまとめた地盤の記録です。土質・N値・深度・地下水位など、どこに何が書かれ、どう読むのかを項目ごとに整理します。

柱状図とは、ボーリング調査の結果を深度方向にまとめた、地盤の状態を表す記録です。土質や硬さ、地下水位などが一目でわかるように整理されていますが、記号や数値が多く、慣れないと読みにくい面もあります。本記事では、柱状図のどこに何が書かれ、どう読めばよいのかを項目ごとに解説します。柱状図は地質調査報告書の資料としても綴じられ、本文に書かれた数値の根拠をたどる際に参照されます。

柱状図に書かれている主な項目

  • 深度:地表からの深さ。柱状図は縦方向が深度を表す
  • 土質区分・土質記号:砂・粘土・礫などの種類を記号や色で表現
  • N値:標準貫入試験で得た地盤の硬さ。深度ごとにグラフや数値で示す
  • 地下水位:水が現れた深さ。設計や施工で重要な情報
  • 試料採取・観察記録:色調やにおい、混入物などの現場観察

どこを見れば地盤の状態がわかるか

土質記号で地層の構成を読む

まず土質記号を上から追うと、地盤がどんな地層で構成されているかがわかります。表層の盛土や粘性土、その下の砂層や支持層になりうる硬い層など、深さごとの移り変わりを把握します。

N値で硬さと支持層を読む

次にN値の並びを見ると、どの深さで地盤が硬くなるかがわかります。N値が急に大きくなる深度は、基礎を支える支持層の目安になります。ただしN値の意味は土質によって変わるため、土質記号とあわせて読むことが大切です。N値の詳しい意味は「N値とは」、どの層を支持層とするかの考え方は「支持層とは」で解説しています。

地下水位を確認する

地下水位は、掘削や基礎工事の計画に影響します。柱状図では水位が現れた深さが記録されているので、必ず確認しておきたい項目です。

柱状図の読み取りを効率化する

複数の柱状図を見比べたり、記載された数値を集計したりする作業は、手作業だと手間がかかります。サファリテックの地質調査AI「CAMEL」は、柱状図PDFから土質・N値・深度などを自動で読み取り、データとして整理します。近隣の柱状図との比較や報告書作成の前段を効率化でき、詳しくは「ボーリング調査のAIデータ化とは」で解説しています。

Q.柱状図とは何ですか?
A.ボーリング調査の結果を深度方向にまとめた、地盤の状態を表す記録です。土質・N値・地下水位などが記載されています。
Q.柱状図のどこを見れば支持層がわかりますか?
A.N値の並びを見て、値が急に大きくなる深度が支持層の目安になります。土質記号とあわせて読むことが大切です。
Q.柱状図の土質記号は何を表していますか?
A.砂・粘土・礫などの土の種類を、記号や色で表しています。上から追うと地層の構成がわかります。

Supervised by

監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)

Related Product

CAMEL(地質調査サポートエージェント)

柱状図や土質試験のPDFを読み取り、N値の抽出から地盤定数の算出、報告書のドラフトと図表の作成までを支援するAIです。

  • 柱状図・土質試験PDFの読み取り(精度は概ね90%・技術者の確認が前提)
  • N値の換算と、地盤定数(γt・c・φ・E)の算出根拠つき出力
  • 報告書 第1〜5章のドラフトと、N値分布図・断面図・柱状図綴りの作図

自社での検証では、報告書作成が約50時間から約35時間になりました。

Free Diagnosis

まず自社の状況を整理したい場合は、約1分の無料診断からどうぞ。報告書作成のどの工程を圧縮できそうかがわかります。

地質調査DX診断(無料・約1分)

実際の柱状図で試したい、費用感を知りたいといったご相談も承っています。

無料で相談する