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地質調査DX2026.07.23

地質調査の流れ|依頼から報告書までの手順をわかりやすく解説

地質調査は、依頼から報告書までいくつかの工程で進みます。現地調査・室内試験・解析・報告書作成の各段階で何が行われるのかを、依頼する側の目線で整理します。

地質調査とは、建物や構造物を安全に建てるために、地盤の状態を調べる調査です。依頼から報告書の納品まで、いくつかの工程を経て進みます。本記事では、地質調査がどんな流れで進み、各工程で何が行われるのかを、これから依頼する方にもわかりやすく解説します。

地質調査の基本的な流れ

  • 1. 依頼・計画:建物の規模や場所に応じて、調査の目的・地点・方法を計画する
  • 2. 現地調査(ボーリング・標準貫入試験):地盤を掘り、深度ごとに土質やN値を調べる
  • 3. 室内土質試験:採取した試料の粒度・含水比・強度などを試験で確認する
  • 4. 解析・とりまとめ:N値や試験結果から地盤定数を求め、地層を判断する
  • 5. 報告書作成:調査結果と考察を報告書にまとめて納品する

各工程で行われること

現地調査

ボーリングで地盤を掘り進めながら、標準貫入試験でN値を測り、試料を採取します。地下水位の確認もこの段階で行います。得られた記録は柱状図としてまとめられます。柱状図の読み方は「柱状図の見方」で解説しています。

室内試験と解析

採取した試料を試験し、地盤の物理的・力学的な性質を調べます。その結果とN値をもとに、内部摩擦角や粘着力といった地盤定数を求め、地層の構成を判断します。地盤定数については「地盤定数とは」で解説しています。

報告書作成

調査の概要・方法・結果・地質の解釈・地盤定数などを、報告書としてまとめます。これが地質調査の成果物であり、基礎設計などの検討に使われます。報告書に何がどの順で書かれ、どこから読めばよいかは地質調査報告書とはで解説しています。

報告書作成までを効率化する

現地調査の後に続くデータ整理・解析・報告書作成には、多くの定型作業が含まれます。サファリテックの地質調査AI「CAMEL」は、柱状図・土質試験のPDFからN値抽出・地盤定数の算出・報告書ドラフト作成までを支援します。地質調査のDX全体の進め方は「ボーリング調査DXとは」で解説しています。

Q.地質調査はどんな流れで進みますか?
A.依頼・計画、現地調査(ボーリング・標準貫入試験)、室内土質試験、解析、報告書作成の順に進みます。
Q.地質調査の成果物は何ですか?
A.調査の概要・方法・結果・地質の解釈・地盤定数などをまとめた報告書が成果物になります。
Q.現地調査ではどんなことをしますか?
A.ボーリングで地盤を掘り、標準貫入試験でN値を測り、試料の採取や地下水位の確認を行います。

Supervised by

監修:株式会社サファリテック 代表取締役 小林由快(北海道大学工学部卒。建設コンサルタント(日水コン)で土木設計・工事監理に従事した実務経験に基づき、内容を確認しています)

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CAMEL(地質調査サポートエージェント)

柱状図や土質試験のPDFを読み取り、N値の抽出から地盤定数の算出、報告書のドラフトと図表の作成までを支援するAIです。

  • 柱状図・土質試験PDFの読み取り(精度は概ね90%・技術者の確認が前提)
  • N値の換算と、地盤定数(γt・c・φ・E)の算出根拠つき出力
  • 報告書 第1〜5章のドラフトと、N値分布図・断面図・柱状図綴りの作図

自社での検証では、報告書作成が約50時間から約35時間になりました。

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