協力会社の新規開拓を仕組み化するとは、探す・評価する・登録するという流れを担当者の人脈頼みから組織の手順に移し、発注先の幅を計画的に広げることです。出発点は、今いる協力会社の情報を業種・対応エリア・得意領域といった条件で探せる状態にすることです。
発注先が固定化すると何が困る?
繁忙期の手配、価格や条件の妥当性の判断、取引先に何かあったときの代替の3点で困ります。
- 繁忙期に依頼が集中し、手配がつかず工程に影響が出る
- 比較対象が少なく、価格や条件の妥当性を判断しにくい
- 取引先の廃業・トラブル時に代替がなく、事業リスクが高まる
なぜ新規開拓は人脈頼みになる?
多くの会社で、協力会社の開拓はベテラン担当者の人脈や紹介に頼っています。協力会社の情報がその人の頭の中や個人のExcelにあるため、担当者が異動・退職すると開拓が止まり、業種や地域を広げたいときにも候補をすぐに挙げられません。
新規開拓はどう仕組み化する?
最初の一歩は、今の発注先を並べて、足りない業種・エリアを洗い出すことです。そのうえで次の3つを順に整えます。
- 探す:業種・対応エリア・得意領域といった条件で協力会社を探索できるようにする
- 比べる:既存の協力会社情報と候補を一元管理し、比較・選定の基準をそろえる
- 育てる:実績や評価を蓄積し、新規先を安心して発注できる状態にする
サファリテックの協力会社探索サービス「Buffalo」は、協力会社の業種・得意領域・実績をタグ付けして管理し、社内に散らばった情報を統合・整備します。空き状況や評価から条件に合う発注先を探せ、社内応札で条件を比べて選べます。納品情報や評価も蓄積するので、新規先を実績を見ながら育てられます。既存先を含めた管理の考え方は「協力会社管理をExcelから脱却する」で解説しています。
- Q.なぜ発注先を広げる必要があるのですか?
- A.発注先が固定化すると、繁忙期の手配難、価格・条件の比較のしにくさ、取引先トラブル時の代替不足といったリスクが高まるためです。
- Q.人脈に頼らずに新規開拓できますか?
- A.業種・エリア・得意領域などの条件で協力会社を探索し、情報を組織で一元管理する仕組みを整えれば、人脈に依存せず候補を見つけられます。
- Q.新しい発注先は不安ではありませんか?
- A.実績や評価を蓄積し、比較・選定の基準をそろえておくことで、新規先も一定の基準で見極めながら発注できます。

この記事の監修
小林 由快株式会社サファリテック 代表取締役
北海道大学工学部卒。建設コンサルタントの株式会社日水コンで、土木設計と工事監理に従事。リクルートからの業務委託で新規事業開発も経験。現在はサファリテックの代表取締役として、建設・土木向けAIプロダクトの開発を率いている。
